Go言語の環境構築(Appleシリコン版)
AppleシリコンのMacでのGo言語環境構築を行ないます!
方法は2つあり、公式サイトからインストーラをダウンロードするパターンと、homebrewを使用してインストールするパターンです。
おすすめは公式サイトからインストーラをダウンロードしてインストールする方法です!
理由は2つあります。
- homebrewの更新をかけたときにGoも更新がかかってしまう可能性があるということ
- Windowsでの環境構築も公式サイトからインストーラをダウンロードしてくること
特に2つ目の理由に関しては、Windowsでの環境構築に少しでも慣れておくと手持ちPCが変わっても対応しやすくなるかと思います。
個人での開発であればあまり問題はないかと思いますが、就職した会社ではPCはWinodwsを使うがプライベートではMacを使う場合もあるので、抵抗感無く環境構築できると開発スピードを遅らせることもなくなるかなと思います。
それでは実際に環境構築をしましょう!
公式サイトからインストーラをダウンロード
まずは以下に記載の公式サイトにアクセスをして、GO言語のインストーラをダウンロードしましょう。
公式サイト:https://go.dev/
公式サイトにアクセスしたら以下のようなページに遷移するので、Downloadボタンを押します。
すると、リリースしているGo言語のインストーラが並ぶページに遷移するので、Featured downloadsの欄から自PCのOSに合ったインストーラをダウンロードしてください。(最新バージョンのインストーラが各OSごとに並んでいます)
今回はAppleシリコンのMacでの環境構築を行うので、左から2番目の「Apple OS(ARM 64)」をクリックしてください。インストーラをダウンロードすることができます。
ダウンロード先は、PC内のダウンロードフォルダなどで問題ありません。
インストーラの実行
ダウンロードしたインストーラを実行してみましょう。pkgファイルをダブルクリックで実行ができます。
すると以下のようなインストーラウインドウが表示されるので、「続ける」を押してください。
必要なディスク領域などが表示されます。問題なければ「続ける」を押してください。
インストール先を聞かれます。特段理由がない限りはこのまま「インストール」ボタンを押して問題ありません。
インストールが実行されました。
インストールが完了すると以下のような画面となります。「閉じる」ボタンでインストーラを終了してください。
インストールが完了してしまえば、ダウンロードしたインストーラは不要ですのでゴミ箱に入れておくのが良いかと思います。
(無駄に容量を取る必要もないと思いますので)
Go言語のバージョン確認
さて、Go言語のインストールが完了したはずですので、本当にGo言語が使えるのかチェックをしてみましょう!
まずはターミナル.appを起動しましょう!
起動したら、以下のコマンドを入力し、Enterを押してください。
go version
すると先ほどインストールしたGo言語のバージョンが確認できます。
このようにバージョン表示が確認できたら環境構築は本当に完了です!
Go言語をアップデートした際などもこの方法でバージョン確認してみてください!
Go言語をアップデートしたいときは?
Go言語ではリリース履歴を確認してみると、半年に一度のペースでマイナーバージョンアップデートが行われていますね。
バージョンアップデートが行われることで、標準ライブラリが増えたり、または非推奨の記法・ライブラリが発表されたりと変化があります。
それらのアップデートを反映させる方法もGo言語ではとても簡単です。
Go言語のアップデートを行う方法は、ずばり
「インストール方法と同じ」
です!
この記事のSTEP1から順に作業を行うことで、Go言語のアップデートを行うことができます。
前バージョンを自分で消さないといけない、ということがなくて非常に便利ですね!
これはWindowsのPCでも同様です。(Windowsの場合はインストーラを実行すると、インストーラ側で前のバージョンを削除する処理が走るのがわかります。Macでは内部的にやってくれているのか、そういった表示はインストーラ上ではありませんでした。)
おわりに
今回はGo言語の環境構築について説明しました!
私は今までJavascript(Node.jsやNext.jsなど含め)やJava、Flutterなどの言語やフレームの環境構築を行なったことがありますが、Go言語が圧倒的に環境構築が楽だなと思いました!
それはGo言語の言語思想である「Simplicity(シンプルさ)」を体現しているのかなぁと考えたりもしている今日この頃です。